1958-03-14 第28回国会 衆議院 本会議 第15号
社会病としての結核の治療を個人の責任に帰することなく、国の責任において治癒せしめんとして乗り出した結核予防法は、まさに画期的な政策であり、吉田反動内閣のただ一つの好ましき落し子であったともいうべきでありましょう。
社会病としての結核の治療を個人の責任に帰することなく、国の責任において治癒せしめんとして乗り出した結核予防法は、まさに画期的な政策であり、吉田反動内閣のただ一つの好ましき落し子であったともいうべきでありましょう。
昨年の選挙において鳩山首相が国鳥に公約した最大のものは、日ソ国交調整、日中貿易の促進等平和外交の推進でありまして、これが吉田反動内閣の向米一辺倒の外交政策に対比し、国民に明るい希望を与えるものとして国民が鳩山内閣にかけた期待の大きな一つでありました。
こういう非常に不遇な状態にある地方公務員が、さらに年末手当において非常な熱意を傾けたにもかかわらず、法律が当然保証したもの以外に、何ら政府の親心がなかつたということになるならば、これは教職員が非常に今まで批判をいたして来ました吉田反動内閣と何ら選ぶところはない。大臣は非常に関係が深いかもしれませんけれども、少くとも政権が交替した今日においては、国民の期待するところは大きい。
もしもこの決議事項が実施されないということになると、いかように松田代議士がここでほえても、民主党の本質は吉田反動内閣と何らかわらぬ、これは明らかである。この点を私は鉱山局長と民主党の諸君に特にお願い申し上げておきたい。これだけであります。
このことは吉田反動内閣の多年に亘る失政と暴政の累積の所産であることを附言いたしまして、私の反対討論を終ります。(拍手) —————————————
その当時の日教組の委員長は、その劈頭の委員長挨拶の中に、このたびの選挙こそは吉田反動内閣を打倒すべき絶好の機会である、我々日教組の五十万職員は、総力を挙げて精魂を傾けて、この選挙を闘い取らなければならんということを、日教組の委員長がその大会だか中央委員会だかで演説をしております。
今出された民主政権の樹立ということがなぜ極左政党に通ずるか、吉田反動内閣打倒がなぜ極左政党に通ずるか、そういうことを解明してもらいたい。
こういうものができることは吉田反動内閣の政策がよろしくないということに基因するのでありますけれども、さればといつて、教育の偏向ということはまたわれわれとしても警戒を要するので、好ましくはございませんので修正して通しております。従つて私も本日はきわめて片寄らないように中正の質問をしてみたいと思うのであります。
○大達国務大臣 平和を守るためにはどうしたらいいか、こういう質問に対して、たとえばそれは再軍備に反対することが必要である、全面講和をかちとり、講和条約を改正し、安保条約、行政協定を破棄することを闘い取らなければならぬ、あるいは中共貿易を促進して、その間の日本との友好関係を促進しなければならぬ、吉田反動内閣を打例しなければならぬ、これが平和を守るゆえんであると、かりに返事をする者があれば、これは平和教育
新潟大会、宇治山田大会、甲府の会議、こういうものの宣言書を見ても、共産党のにおいの強いいろいろの文句がありますが、最後に吉田反動内閣打倒はまだよろしいにしても、民主政権樹立というような言葉が書かれておる。これが共産党のスローガンである民主人民政権の樹立とは誰いておりませんけれども、しかしこれは明らかに労働者独裁を主張するところのいわゆる民主人民政権樹立であると私どもは解釈いたします。
私はかく考えますると同時に、この警察法の改正は、おそらく労働争議でありまするとか、あるいはデモ行進であるとか、かつての破壊活動防止法、あるいは電産、炭労のストライキの規制法、やがて実施されようとする教員の政治活動禁止法等の法案に対しまして、これらの取締りを必要以上に強行せんとする下心のもとにこの警察法の改正が行われるという、(拍手)いわゆる吉田反動内閣の露骨なる現われではないかと考えておるのでございまするが
しかるに、今日の政治のあり方は欺瞞と冷酷の連鎖であり、いわんや失業と飢餓の伴う資本主義的行政機構の改革はその尤たるものであると同時に、世間でいう失われ行く日本のヒユーマニズムは、その責任の大半はパンパンとヒロポンの巣窟たらしめた吉田反動内閣にあると私は考えます。
まさに、吉田反動内閣の手に成れる諸立法中、その反動性と違憲性においては曾つての破防法とその性格を一にする立法であると私は断言いたしたいのであります。(拍手) 第三の反対の理由は、本法案は懲罰立法であり、労働者に対してのみその争議責任を追及せんとする弾圧立法であるということであります。
恐らく、公正な輿論の批判を恐れ、民主的労働組合を中心とする国民的抗議運動の澎湃たる盛り上りを未前に阻止しようとする、吉田反動内閣固有の、力を以てすべてを処理せんとする権力政治の具体化以外の何ものでもないと私は考えるのであります。
(拍手) 遺憾ながら、本法案は、労働者を不遇のやからと呼び、労働争議をぜいたく物と見、さらに資本家あるを知つて労働者あるを知らないところの吉田反動内閣の伝統的な労働者敵視の所産であると考えるのであります。われわれは、まことに恐るべき悪性であると信じます。しかしながら、悪法もまた法であります。
ことに五月には新潟で日教組の組合大会があつて、吉田反動内閣打倒、民主政権樹立ということを決議しております。これが団体としての政治活動でありませんか、お答え願います。
これが勤労者にとつては如何に重大なる拘束であり、やがてはその生存権をさえ脅かそうとするものであるかは、従来のごの吉田反動内閣の下における公務員の生活の実態が何よりも率直に物語つておると思うのであります。
先般来の四月十二日、あるいは四月十八日のゼネスト、あるいはメーデーの闘争を経まして、明日から開始されますところの第三波ゼネスト、こういうものは全部吉田反動内閣の軍事植民地政策の収奪、あるいは彈圧に対する反対として、全国的な、国民的な闘争として沸き起つておるのであります。これに対しまして、大衆が政治的に大きく高揚して、その代表が議会に進出して参る。
御承知のように、たとえば再軍備反対、民族の独立を守れ、これは一々読みませんが、その他には破壊活動防止法反対、あるいは言論、集会、出版、結社の自由を守れ、あるいはまた全面講和の推進、行政協定の破棄、しかもその次には平和憲法を守れ、吉田反動内閣を倒せ、とはつきりメーデーの決議に出ているわけです。
しかるに、結局私たちが生活に困るのも、今の吉田反動内閣のせいだ。同時に、ありとあらゆる、不満、つまり本国を愛する愛国心を利用し、また生活から来る不満、すべてが反動内閣吉田のせいであつて、反動内閣の吉田を倒すことによつてのみ私たちの生活は完全に解決し得るのだということを無知な——八割近くが義務教育を全うしていない現状のレベルにおいて、その人たちに思い込ましておるのです。
最初は何か国家を愛する愛国心と、自分の生活から来る不満、これをどう解決するかということ、これは吉田反動内閣を倒すことによつてのみ実現するのだという話から、これにみんな共鳴したのですが、事実上においてこの人たちが決して共産主義政府を樹立せんがために、共産政府でなければいけないという観念のみではありません。ほとんど九割近くは現在そういう状況にありつつあるのであります。